オットマール・シェックの音楽


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よく一緒に研究会をやり、

いつも私に貴重なヒントを沢山くれる日芸時代の同級生 fumi さんが、

スイスの作曲家、

オットマール・シェック(1886-1957)の作品に

ハマッています。

とても嬉しいことです。




実は私も院生だった頃、

ひょんなことがきっかけで

シェックにハマッた事があるからです。

ネットなんて無い時代。

日本では(ヨーロッパでも?)マイナーなこの作曲家の

CDを手に入れるのは容易ではありませんでした。



とにかく池袋のHMVやWAVEといった大きなCD屋さんで

見つけたらすぐに買うというようなやり方で

やっと8枚収集しました。

この時代にしては

よくやったほうだと思います。

私はCDコレクターというわけではないのですが、

興味を持ったらとことん・・・というようなところがあります。



皆さんは、初めて来た場所なのに、

何か以前に一度来たことがあるような気がする・・・

という感覚を味わったことってありませんか?

シェックの音楽を初めて聴いた私は、

それに似た感じを受けました。

この時代にしては

決して新しい技法を使っているわけではないのですが、

かといって、古さを感じさせるわけではない。

今、改めて彼の曲を聴いてみると、

まるで心の窓から新鮮な風が吹き込んでくるような

さわやかさを感じます。




ところで、ひょんなきっかけって・・・?




これは学校は違いましたが、

当時何かとよく顔を会わせていた

ちょうど同い年の友人が音楽学専攻の院生で

(今は立派な音楽学者になり彼女の訳書をよく楽譜屋さんで見かけます・・・)

シェックの歌曲を研究していたというだけのことなのですが、

音楽学から指揮に転向し、指揮の先生も変わり、

自分が思うように伸びていかないことへの

焦りと苛立ちの中でもがいていた当時の私にとっては、

暖かな思い出です。




来週の月曜日、

よく一緒にお仕事をさせていただいている

大ベテランのメゾ・ソプラノ、内藤明美さんの

リサイタルがあります。

プログラムは

シューマンの『リーダークライス』Op.39

それに

アイヒェンドルフの詩による

シェックの歌曲が演奏されます。

大好きな(なんて大先輩に向かって言ったら失礼でしょうか・・・)

内藤さんの歌声で、

大好きなシューマンのOp.39 とシェックの歌曲が聴ける!

楽しみです!



(写真:家にあるシェックのCD)



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この記事へのコメント

fumi
2010年11月07日 12:34
シェックいいねー。書いてあるとおりですね。
あの感じは、すでに知っている感覚ですね。
教えてくれてありがとう。

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