そういえば・・・


そういえば・・・。

先週の土曜日、10月18日は私の誕生日でした。

45歳になりました。

どんな時でも溌剌颯爽としていたい、と思うこの頃。

「どんな時でも」というのはちょっと努力が必要ですが、

その方がずっと気持ちがいいに違いない・・・周りにいる人たちも、そして自分も。

いつも何かを面白がっていられる人になりたいものです。

そう、もっともっと好奇心旺盛に!

素敵に歳を重ねていきたいものですね。

今後とも皆様の変わらぬご支援の程、

よろしくお願い申し上げます。


・・・ちなみに、その日はこんなコンサートに出かけていました。

画像

大好きな仲間たち(ソプラノの駒井ゆり子さん、ピアノの岩撫智子さん、司会の加藤牧菜さん)、そして、残念ながらまだご一緒したことは無いのですが、とても素敵なフルート奏者・西田紀子さんによるコンサート。クープラン、ラモーからジョリベ、メシアンまで・・・ロココから現代までのフランスの作品ばかりを集めた素晴らしいプログラム。そして素晴らしい演奏。とても良い時間を過ごしてきました。【Matinée intime (マチネ・アンチーム) vol.1】




ヘンゼルとグレーテル・・・オペラBOX多摩公演


画像



西国立の駅で降りたのは久しぶり。

おととい8月31日は、立川市民会館で

ヘングレ(オペラ『ヘンゼルとグレーテル』)を観てきました。

母親ゲルトルート役は

いろいろなところでご一緒させて頂いている

私の大事な仲間の一人、駒井ゆり子さん。


画像



ヘングレは大好きなオペラだし、

何度か本番も指揮させてもらっていて、

見慣れているはずのオペラなのですが、

何て言うのでしょう…、

時折、何か自分の胸の深い所に

問題提起として突き刺さってくるようなところがあって

(言ってみれば、それがある種の快感なのですが…)、

とても有意義な時間を過ごすことができました。

それにしてもゲルトルートの描き方 (…もしかして魔女は母親のもう一つの姿?)

は、とても印象的でした。

駒井さんの演奏&演技も素晴らしかったし。



そんな素敵な舞台を見せて下さった

出演者の皆さん、

指揮の杉原直基さん、

そして演出の三浦安浩さんに感謝しています。



実は私も来年の一月に

この『ヘンゼルとグレーテル』を指揮させてもらいます。

月並な言い方になってしまいますが、

この作品を今一度

新たな気持ちでしっかりと見つめ直してみたいと思いました。



串田孫一さんの随想集


画像



近所の書店で、古書市が開かれていました。

そういえばもう長いこと串田孫一さんの随筆を読んでいないなあ・・・。

ワゴンに多数並べられている串田孫一さんの本を見つけ、

決して読書家ではなく、

寧ろ読書はあまり好きではなかった私が、

学生時代に、

串田さんの随筆は好んで読んでいたことを思い出しました。



また読んでみたくなり、

3冊ほど買ってきました。

写真はそのうちの一冊で、音楽随想『分教場のバッハ』。

串田さんの音楽にまつわる随想を読むのは初めてですが、

昔以上に、

私の心に広がりを与えてくれそうな気がしています。


オーケストラ "LES AMIS DE SIMON" の皆さんと過ごした時間


画像



先日4月27日、田園調布教会で行われた

オーケストラ"Les Amis de Simon"のチャリティー・コンサートに

出演させて頂きました。

東日本大震災被災地の

一日も早い復興を願って企画されたコンサート。

おかげさまで無事終えることができました。



“Les Amis de Simon"(シモンの仲間たち)のSimonは、

このオーケストラの代表を務める俳優のManfred Wodarzさんが、

映画『のだめカンタービレ』で演じた役の名前です。

彼の呼びかけによって結成されたオーケストラであることから、

このような名前が付けらました。



プログラムは、

J.S.バッハ:管弦楽組曲第1番 ハ長調 BWV1066

モーツァルト:モテト『踊れ、喜べ、幸いなる魂よ』Kv165
(ソプラノ:宮川美生さん)

モーツァルト:交響曲第36番 ハ長調 『リンツ』 Kv425。

画像


私がプログラムを組んだ訳ではないのですが、

どれも大好きな曲で、

いつかは本番で指揮したいと思っていた曲ばかり。

こんな素晴らしいプログラムを指揮できるとは、

何て幸せなことでしょう。

(と同時に、何というプレッシャー。)



アマチュアの演奏家を中心に、

音大生、プロの演奏家など様々な顔ぶれで構成されたオーケストラ。

毎回の練習に全員が揃うということはなかなか難しく、

心配な部分も無くはなかったのですが、

本番では何とも良いサウンドが・・・。

こういう音が出るんだなあ・・・と。



お互いの音を聴きあい、

お互いに心を通わせ、

作品に対してはいつも誠実でありたい・・・

と努力している私たちに、

まるで神様がご褒美を下さったかのような瞬間があり、

あらためて、

音楽をする幸せ、

とりわけ指揮をする幸せというものを

感じることができた演奏会でした。

オーケストラのメンバーとソリストの宮川美生さんに、

心から感謝しています。



お客様もとても喜んで下さった様子。

こんなに嬉しいことはありません。



震災があったり、

私自身体調を崩してしまったり(今はおかげさまでいたって元気です!)、

色々なことがあって、

実はオーケストラの本番を指揮したのは久しぶりでした。

やっぱりオーケストラを振れるというのはいいものです。

私は指揮をしている時が一番元気。

また少しずつ、

オーケストラでの仕事が

増えていったら良いのだけれど・・・。

そんなことを思いながら、

日々スコアの研究に励んでいます。

今後とも皆さまのご支援の程よろしくお願い申し上げます。



最後に、

当日、お忙しいところ

会場へと足を運んで下さった皆様、

ありがとうございました。



写真上:演奏会場となったカトリック田園調布教会大聖堂(2014/3/22撮影)
写真下:演奏会のチラシ


菜の花畑にて~4月に見た風景から~


画像



「ある昼下がり、学校でおかしな事件がおこった。

<誰々が今キツネにつままれて、菜の花畑を行ったり来たりしている>

という情報がもたらされた。

そのころも非行少年はいたが今のようなどぎつさはなかった。

勉強ぎらいの少年たちが教室の窓から、菜の花畑に抜け出して、

隠れ休みの言い訳にキツネを連れ出すという、

素朴なメルヘンのような話であった。

後で、その菜の花畑に行ってみたが、

どこまでも尽きない黄金色の花の波は、まばゆく、

不思議な幻惑の力を持っているように思えた。

白秋の民謡にも

<菜の花盛りは狐つき、河童に菱売りに、はぜもみぢ>

と歌われているように、

菜の花とキツネは無縁ではなさそうである。」

(江上栄子「うづき菜の花」より引用:註)



・・・これは戦後間もなく、私の祖母が

茨城県の波崎町というところの中学校に勤めていた時のエピソード。

先月、四月に入って間もないある日、

私もまた、久しぶりに菜の花畑に出かけてみました。

広大な菜の花畑の中にひとり身を置いていると、

菜の花畑でキツネにつままれるという話は

もしかしたら本当かもしれない・・・

と、そんな風に思えてきます。


 註:
 『西日本新聞』昭和53年4月6日付夕刊 第9面。
 レイアウトの都合上、改行の場所は変えさせていただきました。


画像



画像



画像



画像



(写真:2014年4月2日 横浜市旭区、追分市民の森・追分広場にて。)

関連記事:
http://tetsu-amano.at.webry.info/201203/article_5.html


菜の花の季節


画像



家の近くの公園に

菜の花が咲いていました。



「桜には、散り際の潔さや、はかなさを、

またけんを競って咲き盛る花のあやしさが、

人々の情念をかきたてたが、

それにくらべると菜の花は、

田園の花である身上から、健康で、平淡でつつましい。

その広々とした明るい性格のためであろうか、

私たちの悲しみを深刻に受けとめてはくれないような気がする。

むしろ<菜の花や月は東に日は西に>の蕪村の句のように、

絵画的情趣の俳諧の世界に、よりふさわしい季節の花と思う。」

(江上栄子「うづき菜の花」より引用:註)



・・・歌人だった祖母は菜の花が好きでした。

私も菜の花が大好きです。



 註:
 『西日本新聞』昭和53年4月6日付夕刊 第9面。
 レイアウトの都合上、改行の場所は変えさせていただきました。


(写真:2014年3月23日 家の近所の公園にて)


春への憧れ


画像



梅の花の淡いピンク色と


青空の色が


とてもきれいに響き合っていました。


春への憧れ・・・


家の近所を歩いていて、


目に留まった風景です。