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2012/05/06 20:04
「オーケストラが調和(バランスとピッチの的確さ)している時、
チェリビダッケは、基本の和音の自然な振動によって生成される高音、
すなわち付加される倍音を聴くことができた。」 (Edelmann 2009, p.62)
マエストロ、セルジウ・チェリビダッケが指揮をしている時に聴こうとしていた音、
つまりここで述べられている「付加される倍音」というのは、
果たして
私たちが認識している倍音とは次元が異なる自然現象なのだろうか。
(実際、チェリビダッケは第六感が大変研ぎ澄まされていたと言う。Edelmann 2009, pp.163-164)
元ミュンヘン・フィル首席ファゴット奏者、
フリードリッヒ・エーデルマンが
あるリュート奏者に聞いたところによると、
この自然現象は、
「弦楽器のボディを構成する微粒子が、
演奏者の奏法からくる音振動と共鳴した時に発生する」ことが、
すでにプラハ大学の研究で証明されているらしい(Edelmann 2009, p.62)。
微粒子と音振動の共鳴…。
凄いキーワードだ!
音楽というものが私にとって一段と魅力的に感じられるようになった。
・・・そんな気がする。
註:
Edelmann, Friedlich(中村行宏、石原良也訳):
2009 『チェリビダッケの音楽と素顔』元ミュンヘン・フィルハーモニー首席ファゴット奏者の回想録、アルファベータ、東京
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